女子ラグビーを応援するブログ

2017年8月には女子ワールドカップラグビー、2020年東京五輪では7人制ラグビーが。女子ラグビーに注目

サクラフィフティーン選手紹介 1.斎藤聖奈選手

どれだけ、選手について書けるか分かりませんが、「サクラフィフティーン」の選手についてサラッと書きます。
まずは、キャプテンである斎藤聖奈選手。

 

齊藤聖奈 女子日本代表 選手プロフィール|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。

うーん、いきなり躓く。だって、セブンスから入った自分にとって、まだ完全に女子ラグビーについて理解できていない物。とりあえず経歴だけでも。

 

現在、パールズ三重というチームに所属している斎藤選手。彼女がラグビーを始めたのが小学1年生。幼馴染の子がラグビーを始めたので、私も、の気持ちでラグビーを始めたとの事。


それが小学6年生の頃には男女混合のクラブでキャプテンを務めるまで来ました。ちなみに、27人のメンバーのうち、女子は斎藤選手を含め僅か2人。小学校の頃からチームをまとめる力があったという事になりますね。

 

中学2年生の時に関西女子の18歳以下代表に選ばれた斎藤選手。ここで、他の女子選手が女子ラグビーのクラブから来ていた事で、女子ラグビーの専門チームがある事を初めて知ったとの事。それでも、彼女は男子に混ざって汗を流す平日、休日は地元の女子ラグビークラブに「混ざって」練習する日々を過ごしていました。

 

大阪体育大学2年生(2011年)の時に15人制女子日本代表に選出。当時、フォワードの中で最軽量の斎藤選手のポジションはプロップ、フッカー。ここで感じた事は「個々のメンタリティが弱い」。そして、2013年に2014年女子ラグビーワールドカップ・フランス大会の出場権を賭けた戦いで敗退。ワールドカップ出場の夢は叶えませんでした。

 

大学卒業後は一般企業に勤めながら、パールズ三重に所属。そして、2016年、遂にサクラフィフティーンのキャプテンを務める事になりました。12月17日、フィジーと香港で争った「女子ラグビーワールドカップ2017 アジア・オセアニア予選」で2勝を挙げ、1位で出場権を獲得。

 

しかし、彼女の口からは「1段階、2段階とレベルを上げないとベスト8は見えてこない。チームに戻り、さらにレベルを上げていきたい」と反省を述べた斎藤選手。チームをまとめるキャプテンとしての課題が見えてきたのではないかと思います。

 

特にレフェリーとのコミュニケーション。当然、英語力が必要と痛感した斎藤選手。今年1月に日本ラグビーフットボール協会と「英会話のイーオン」を運営する株式会社イーオンがオフィシャルサポーター契約を締結。締結発表会に男子代表の大野均選手と共に登場した斎藤選手は「去年のワールドカップ予選で、英語が話せればなと思うことがあって。今後は、英語を学んでレフェリーと直接、話せるようにしたいです」とキャプテンとして、選手とレフェリーを繋げる役割を務める事を表明しました。

 

cyclestyle.net

 

オーストラリアとフランスとの対決は未経験。それでも、記者会見時にはチームの目標のベスト8進出に

 

「だいぶ自信あります」

 

と宣言。課題だったメンタル面についても、みんなが適度にリラックスしている、と進歩をアピール。今回のサクラフィフティーンは高校生からベテランまで幅広い世代に渡っていますが、コミュニケーションを取りあい、選手間で本音をぶつけ合うまでのチーム作りができたとの事。

 

キャプテンとして様々な経験をした斎藤選手。その集大成が間もなくやって来ます。

 

さて、そんなサクラフィフティーンが戦うプールCで衝撃的なニュースが。主催国のアイルランド代表でキャプテンを務めているニーヴ・ブリッグス選手がアキレス腱負傷のため、今大会には出られないとの事。

rugby-rp.com

前回はニュージーランドから勝利を得るなど初のベスト4入りに貢献。数々の賞を獲得し、アイルランド大会開催を機に作った1ユーロ切手のモデルにも選ばれた、大会の「顔」とも言うべき存在。
32歳の二―ヴ選手にとって集大成とも言うべき今大会を怪我で欠場。彼女が1日も早く復帰できるよう願っております。