サクラフィフティーン初戦を日本ではどう伝えていたのか
今日はネガティブな話ばかりです。
サクラフィフティーンの初戦、対フランス戦は14-72の大差で敗れました。
更に悪い話が続きます。この試合でマテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ選手と福島わさな選手が負傷のため離脱。バックアップメンバーを2人のうち1人を投入したため、代表メンバーが1人不足したまま戦う事となりました。
さらにもう1つ。試合中のレッドカードで退場になった富田真紀子選手に対し、厳しいペナルティーが科せられました。
しかし、一番落ち込んだのは、日本の大手のメディアです。自分は大分県に在住し、新聞は毎日新聞を取っています。大分県の毎日新聞は朝刊のみ。愕然とする自分に追い打ちを掛けたのは、翌日の毎日新聞の記事。
たったこれだけです。
高校総体のボクシングの結果と同じ位の大きさです。でも、高校総体のボクシングの子供達も可哀想ですね。かたや、夏の甲子園はデカデカと掲載する一方、自分達は小さな記事で結果だけ。そう言えば、明日は日曜。関西の子供達は仮面ライダーやプリキュアが見られないですね。でも、全国の子供達よ。10月からキュウレンジャーがワンピースと時間が被るぞ。関西の子供達の苦しさを毎週日曜日に味わうぞ。文句を言うのであれば、テレビ朝日に抗議して。
話をサクラフィフティーンに戻します。じゃ、他の新聞はどう伝えていたのか?
今日、地元の図書館で昨日の新聞を見ました。
朝日 スポーツ短信の所に6行程度
讀賣 結果と有水ヘッドコーチのコメント
そして、最もブチねれたのは
産経 結果すらなし
元々、産経に対してはいいイメージ持っていなかったです。別の趣味の競馬で嘘を書いたり、間違った情報を流し、中学生だった自分が公衆電話を使って指摘する。そして今回の記事なし。怒りが湧いてきました。
スポーツ紙も扱いが少ない中で、頑張ったのは日経。全国紙の中では比較的大きめに内容を書いていました。やはり、社長とかの上層部の中にラグビー好きがいるので、扱いも比較的大きく取り上げました。
地方紙では大分合同新聞は記事なし。ま、夕刊があるので、そこで書いたかもしれません。そして、一番大きく取り上げたのは
地元福岡、佐賀出身の選手が多く、福岡はラグビーが盛んな地域であるため、関心が高かったため、下手したら「稀勢の里巡業復帰」よりも大きく清水麻有選手と野田夢乃選手の写真が載っていたと思います。
いずれにしても、2019年に男子のラグビーワールドカップが開催される国か?と疑ってしまう取り扱い方でした(その男子のトップリーグも衝撃的なデータがあるが、言わないでおこう)。
日本の無関心さとは程遠いアイルランドで、彼女たちは今日も頑張っています。
何とか、次のアイルランド戦はサクラフィフティーンの持ち味を生かしたラグビーを見せて欲しいものです。(あ~、でも産経にはマジ腹立つ)。
注意:この記事は大分県での扱い方なので、他地域ではもっと取り上げているかもしれません。予めご了承ください。