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・女子ラグビーワールドカップの参加チーム数について
1991年に始まった女子ラグビーワールドカップ。
日本代表(通称:サクラ・フィフティーン)は2002年の第4回大会以来、
4大会ぶりにラグビーワールドカップに出場する事となりました。
ところで、女子ラグビーのワールドカップに出る事ができる国や地域は
どの位なのか、皆さんはご存知でしょうか。サッカーの男子ワールドカップは
32。2019年、日本で実施される男子のラグビーワールドカップは20。
男子が20であれば、女子も20・・・。ではありません。
女子ラグビーワールドカップの出場枠は12
男子が20なのに、女子が12なんて・・・。と言わないでください。
しかも、箱根駅伝等と同じく、前回の成績で上位7チームが予選免除。
日本は残る5つの枠を勝ち取りました。
・12チームでどうやって決勝に進めるの?
8月に始まるラグビー女子ワールドカップ。出場国は下の表の通りです。
サクラフィフティーンが目指すのはベスト8。でも、仮に上位8チームに出るには
どうすればいいのか?それには、ラグビー独特のポイント制があるわけです。
ラグビーには独特のポイント加算方法があります。トライを決めると5点入る。
その後のキック(コンバージョン・キック)で成功した場合に2点入ります。つまり、
あと7点入れば引き分けで勝ち点2が入るはずなのに負けた。僅差で負けたので、
勝ち点0ではなく、勝ち点1を与えよう。また、トライ数が4以上で圧倒的に
勝った場合のボーナスとして勝ち点1を与える。この勝ち点1の有無によって
天国と地獄になります。
自分のプールではなく、相手のプールのポイントも
気にして、プレーをしなければならない。
これは、ある意味、心理的プレッシャーが掛かります。
下に、今回のプール(グループ)の予選の対戦カードを掲載されています。
A~Cの各プールで得た勝ち点、トライ差数、得点数、トライ数で予選の順位が
決まり、下記の様に順位決定戦に臨みます。
サクラフィフティーンにとっては上位のチームとの対戦。しかし、絶対がないのが
スポーツの醍醐味。さあ、あと13日。果たして、皆さんにサクラフィフティーンが
広まるかどうか?