女子ラグビーを応援するブログ

2017年8月には女子ワールドカップラグビー、2020年東京五輪では7人制ラグビーが。女子ラグビーに注目

大まかな女子ラグビーの歴史を振り返る

 皆さんがよく耳にする「ラグビー」は競技場で15人がプレーするスポーツが浮かべるかと思います。
 この15人でプレーするラグビー、正式名称は「ラグビー・ユニオン(Rugby Union)」と言います。他にも13人制のラグビー・リーグ(Rugby League)、7人制のセブンス・ラグビー(Sevens)がございますが、大会が15人制で行われるため、ここでは15人制の女子ラグビーについて進めていきたいと思います。


 女子ラグビーの起源は諸説ありますが、記録に残っている物としては、1917年12月16日にカーディフで行われたチャリティマッチでカーディフ・レディースが6-0でニューポート・レディースを下したのが最古であります。


 1965年にフランスで最初のチームがフランスで誕生。1970年代に入ると、イングランドやアメリカ、カナダ等でチームが活動を始めました。時代背景から見ますと、1960年代後半はウーマン・リブ(英語: Women's Liberation)と呼ばれる運動がありました。ベトナム戦争の激化で男性が戦場に赴き、女性労働者の必要性が出てきた。と同時に、男社会に対する不満を抱えた女性たちによるウーマン・リブ運動が勃発。その中で、女性にもラグビーをとの動きもあったと思われます。ラグビー・ユニオンを統括するワールドラグビーによりますと、現在100カ国以上でプレーされています。


 となると、「女子ラグビー・ワールドカップ」もすぐに始まったのかと言いますと、第1回女子ラグビー・ワールドカップは1991年に開催されました。随分、時間が経ってるのではないのか!とツッコミが入ると思いますが、男子の第1回ラグビー・ワールドカップが開催されたのが1987年の事ですから、むしろ、女子ラグビーの関心度が高まったとも考えられます。


 1994年に第2回が行われ、その後は4年ごとに行われてきました。しかし、今回のアイルランド大会からは4年に一度行われる男子ラグビー・ワールドカップの中間年、つまり今年に行われるシステムに変更されました。

 

 じゃ、日本はどうなのか?それはまた別の話で。