サクラフィフティーン選手紹介 1.斎藤聖奈選手
どれだけ、選手について書けるか分かりませんが、「サクラフィフティーン」の選手についてサラッと書きます。
まずは、キャプテンである斎藤聖奈選手。
齊藤聖奈 女子日本代表 選手プロフィール|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。
うーん、いきなり躓く。だって、セブンスから入った自分にとって、まだ完全に女子ラグビーについて理解できていない物。とりあえず経歴だけでも。
現在、パールズ三重というチームに所属している斎藤選手。彼女がラグビーを始めたのが小学1年生。幼馴染の子がラグビーを始めたので、私も、の気持ちでラグビーを始めたとの事。
それが小学6年生の頃には男女混合のクラブでキャプテンを務めるまで来ました。ちなみに、27人のメンバーのうち、女子は斎藤選手を含め僅か2人。小学校の頃からチームをまとめる力があったという事になりますね。
中学2年生の時に関西女子の18歳以下代表に選ばれた斎藤選手。ここで、他の女子選手が女子ラグビーのクラブから来ていた事で、女子ラグビーの専門チームがある事を初めて知ったとの事。それでも、彼女は男子に混ざって汗を流す平日、休日は地元の女子ラグビークラブに「混ざって」練習する日々を過ごしていました。
大阪体育大学2年生(2011年)の時に15人制女子日本代表に選出。当時、フォワードの中で最軽量の斎藤選手のポジションはプロップ、フッカー。ここで感じた事は「個々のメンタリティが弱い」。そして、2013年に2014年女子ラグビーワールドカップ・フランス大会の出場権を賭けた戦いで敗退。ワールドカップ出場の夢は叶えませんでした。
大学卒業後は一般企業に勤めながら、パールズ三重に所属。そして、2016年、遂にサクラフィフティーンのキャプテンを務める事になりました。12月17日、フィジーと香港で争った「女子ラグビーワールドカップ2017 アジア・オセアニア予選」で2勝を挙げ、1位で出場権を獲得。
しかし、彼女の口からは「1段階、2段階とレベルを上げないとベスト8は見えてこない。チームに戻り、さらにレベルを上げていきたい」と反省を述べた斎藤選手。チームをまとめるキャプテンとしての課題が見えてきたのではないかと思います。
特にレフェリーとのコミュニケーション。当然、英語力が必要と痛感した斎藤選手。今年1月に日本ラグビーフットボール協会と「英会話のイーオン」を運営する株式会社イーオンがオフィシャルサポーター契約を締結。締結発表会に男子代表の大野均選手と共に登場した斎藤選手は「去年のワールドカップ予選で、英語が話せればなと思うことがあって。今後は、英語を学んでレフェリーと直接、話せるようにしたいです」とキャプテンとして、選手とレフェリーを繋げる役割を務める事を表明しました。
オーストラリアとフランスとの対決は未経験。それでも、記者会見時にはチームの目標のベスト8進出に
「だいぶ自信あります」
と宣言。課題だったメンタル面についても、みんなが適度にリラックスしている、と進歩をアピール。今回のサクラフィフティーンは高校生からベテランまで幅広い世代に渡っていますが、コミュニケーションを取りあい、選手間で本音をぶつけ合うまでのチーム作りができたとの事。
キャプテンとして様々な経験をした斎藤選手。その集大成が間もなくやって来ます。
さて、そんなサクラフィフティーンが戦うプールCで衝撃的なニュースが。主催国のアイルランド代表でキャプテンを務めているニーヴ・ブリッグス選手がアキレス腱負傷のため、今大会には出られないとの事。
前回はニュージーランドから勝利を得るなど初のベスト4入りに貢献。数々の賞を獲得し、アイルランド大会開催を機に作った1ユーロ切手のモデルにも選ばれた、大会の「顔」とも言うべき存在。
32歳の二―ヴ選手にとって集大成とも言うべき今大会を怪我で欠場。彼女が1日も早く復帰できるよう願っております。
サクラフィフティーンの顔ぶれ
今回の女子ラグビーワールドカップの日本代表の選手たちの顔写真入りのプロフィールが出ました。名前と顔を覚えていれば、誰がトライを決めたのか、誰がタックルを決めたかが分かります。
女子日本代表 選手プロフィール|RUGBY:FOR ALL「ノーサイドの精神」を、日本へ、世界へ。
う~ん、初めて見た選手もいるからな。選手について自分も皆さんも勉強しましょう。
ラグビーの基本 ポジション(後編)
色々と書こうと思いつつ、別件の原稿を書いていたら、
今日、サクラフィフティーンが日本を離れました。
はあ、安易に引き受けたら、偉い事になった・・・。
さて、ラグビーのポジション。今回はバックス(BK)と呼ばれるポジションの説明ですね。
では、もう一度、私が作った図が下にありますので、こちらをご覧ください。
バックスの仕事は、フォワードが獲得したボールを前に進め、最終的に得点につなげる事。つまり、バックスで求められている事は
足が速く、パスやキックなどのテクニックに優れた選手
では、再びポジションごとに説明します。
・攻守の起点となる小さな勇者 スクラムハーフ
背番号9の選手が務めていて、フランスのラグビー哲学においてはスクラムハーフが司令塔とされております。フォワードとバックスを繋げる重要な役割です。他のポジションよりも体が小さい選手が務めることが多いのが特徴です。
スクラムハーフはスクラムには直接参加する事はありませんが、かき出されたボールを持ってバックス陣にパスをすることを主としています。その為、敏捷さと高度なパススキル、瞬間的な判断力、常に密集地に素早く駆けつけることができる持久力、体が小さいことを武器として大男たちの密集地のサイドを突破できるような俊敏性とステップワーク技術が要求とされます。
一方守備においては相手のスクラムハーフを観察し、密集地からパスが出たことを味方に伝え、相手フォワード陣のスクラムサイドの突破を防ぐことが要求されます。例え、相手が大柄であったとしても、相手の突破を防ぐ意味では「9番目のフォワード」とも言われています。守備においては強靭なメンタルとフィジカルが要求されるポジションです。
余談ですが、レフェリーとのコミュニケーションを取るのがスクラムハーフの仕事で、よくしゃべる選手が多いのも特徴です。また、全体の動き等を見ながらバックスへとつなげる仕事もあり、引退後は指導者として成功するポジションがスクラムハーフです。
・動きながら、頭を使う 攻撃の起点 スタンド・オフ(フライ・ハーフ)
背番号10の選手が該当します。日本やアメリカでは「スタンド・オフ」と呼ばれていますが、国際的、本場のイギリスでは「フライ・ハーフ」と呼ばれています。ここではスタンド・オフで進めます。
スクラムハーフから出てきたパスを最初に受けとる役割。受け取った瞬間はノーマークになるので、スタンド・オフの判断次第ではチャンスが潰される事があります。受け取った瞬間にパス、突破などの判断が迫り、スタンド・オフが攻撃の攻撃の起点となります。
ボールハンドリング、パススキル、キック、ステップワークなど多種多様かつ正確巧緻な技術、瞬時の状況判断力、試合の流れを読む冷静さ、更に短い距離でトップスピードに到達する俊敏性が求められます。
スクラムには直接参加せず、守備時においては、相手のスタンド・オフをマークし、プレッシャーをかけることで相手のミスの誘発やプレーを遅らせる役目です。
以前はユニフォームが汚れないのが理想のスタンド・オフでしたが、現在ではスタンド・オフでもタックルを仕掛けたりするなど「司令塔」の役割でも密集戦で相手ボールを奪うような選手が求められています。ラグビーの全てを知っていて、ラグビーに必要な物の全てが今のスタンド・オフに求められています。
・快速を活かし、華麗なステップを踏む「トライゲッター」 ウイング(背番号11・14)
どの球技でもそうですが、得点を取るシーンが見せ場だと思います。トライを決める役割が背番号11と14の選手。ウイングと呼ばれるポジションです。攻撃の際はチラインの最も大外にてパスを貰い、ライン際を駆け抜けトライを取りに行くこと。チーム随一の快足と共に、巧みなステップ、相手を抜き去る相手裏へのキック(ショートパント)の技術が必要です。
一方、守りの時には、フルバック(背番号15)と共に相手のキック処理に関わることが多く、どれだけ有利な展開で試合を進めるか、つまり、どれだけ相手陣内に遠くキックできるかの能力が必要となっております。
・パススキル、スピード、突破力が必要の「切込隊長」 センターバック(背番号12・13)
サッカーで言うセンターバックは守備の要と言われていますが、ラグビーではスタンド・オフ(背番号10)の外に位置し、スタンド・オフからのパスをウイングに繋げる時の中継点、または自身が走り、敵陣の空いたスペースにボールを蹴り入れたりする等攻撃の幅を広げるポジションです。よって、パススキルは勿論、自ら相手に突破を仕掛ける際のスピードに加えて当り強さが求められています。
一方、守りに入る時にはスタンド・オフの外から来るに相手に対する強いタックルも求められます。
・バックスを統率する最後の砦 フルバック(背番号15)
最後尾に位置し、バックスを統率する役割がフルバックです。バックス陣が攻撃を担当するラグビーにおいて、フルバックは攻撃よりはむしろ守備の担当として攻撃時でも最後尾で味方の選手に指示を出しつつ自陣のゾーンをカバーする役割です。相手バックス陣に負けないスピードと相手フォワード陣に負けない当りの強さを求められています。
攻撃に回る時は最後の切り札としての役割を持っています。また、ウイングと共に相手のキック処理に関わる事が多く、キックの処理能力が問われるポジションです。
以上、大まかにポジションの役割、求められているスキルなどを紹介しましたが、いかがでしたか?
もし分からない場合は、下のYoutubeに協会が可愛いキャラを使ってのポジションの説明がありますので、こちらをご覧ください。
女子ラグビーワールドカップ2017 アイルランド大会 出場メンバー発表
一昨日はポジションのフォワードの部分を書き、今日はバックスについて説明。
書こうとしたその瞬間、
出場メンバーが決まりました(;´・ω・)
バックスについては次回以降という事で、下記リンクから確認ください。
正直言って、7人制から始まった自分の女子ラグビーファン歴。7人制に出ていた人はピンときますが、15人制で出ていた選手の名前と顔が一致するかというと自信がありません。
そして、今度の大会から、男子と同じユニフォームとジャージで挑む事となりました。日本の女子ラグビーが始まり約35年。男子代表と同じ立場で挑む事になりました。第1回以降しばらくの間は自費(35~40万円)で行っていた先輩たちの想いを載せて桜のユニフォームとジャージを着る事。歴史も書かなくちゃ。その前に書かなきゃいけない事が多いなあ。
ラグビーの基本 ポジション(前編)
野球やサッカーにポジションがある様に、ラグビーにもポジションがあります。
今回、女子ラグビーワールドカップに参加するサクラフィフティーンの直前合宿に召集されたメンバーが以下のリンクにありますので、画面を下げていただければメンバーについて記載があります。
ん?ポジションがFWとBKしか書いていない。
そもそも、FWとBKの違いってなに?と思われますね。
では、今度は私が作った図が下にありますので、こちらをご覧ください。
ラグビーでスクラムを組みますが、そのスクラムを組むポジションをFW(フォワード)と呼びます。
今回、そのFWの役割についてまとめてみました。
・1番は攻撃的に、3番は身体が大きい選手でスクラムを作る プロッカー
スクラムの際にフッカー(2番)と共に最前列の3名(フロントロー)を構成。相手のフロントローと頭を交互に組み合わせて相手チームを直接押す役割です。相手陣を崩す役目を持ち、スピードを犠牲にしてもパワーがあることが要求されるポジションで別名「スクラムの職人」とも言います。ボールを持ち続ける能力や突破力が高ければ高いほど、勝敗に影響するポジションです。
1番のユニフォームを着ている選手は「ルースヘッドプロップ」と呼び、攻撃的に攻める選手。3番のユニフォームを着ている選手を「タイトヘッドプロップ」と呼び、体が大きい選手が務める選手が多い事です。
・ボールの扱い、パスの技量が求められるスクラムの要 フッカー
2番のユニフォームを着ている選手です。「フッカー」の名前の由来はスクラムを組む際、スクラムハーフ(9番)が投入したボールを足で引っかけて (hook) 自陣後方に送り込む役から付けられたのが由来です。
「スクラムの要」と呼ばれ、プロッカーと共に相手と組み合って直接相手を押しこみます。プロッカーの選手と比べ、体格のやや小さい選手が多いのが特徴です。特にボールの扱いの上手さ、パスの技量が求められるポジションで、アタック・ディフェンスともに強い選手が務めます。
・別名「空中の仕事人」空中戦を制せば勝利を呼び込む重要な役割 ロック
背番号4,5番の選手がロックと呼ばれるポジションに付きます。スクラムを組む際には2列目(セカンドロー)のポジションで組みます。
ロックにとって見せ場となるのはボールが出てラインアウトになった時(サッカーで言うスローイン)です。縦2列になって、ボールを奪い合う時にロックが重要視されます。基本的には最も背の高い選手がロックを努める事が多い様です。
スクラムを組む際に、3番の背番号を付けたプロッカーが重要になりますが、3番のプロッカーを支える背番号5のロックは背番号4の選手より体格が恵まれている傾向があります。
・味方をサポートし、相手の攻撃をタックルで止める地上戦のスペシャリスト フランカー
背番号6,7の選手がフランカーと呼ばれ、スクラムを組む際には3列目(バックロー、若しくはサードロー)のポジションで組みます。
スクラムを組み、攻撃のあらゆる局面において味方をサポートし、体で相手陣を押し崩す役回りです。また、3列目のポジションを活かし、密集地のサイドから突破するポジションでもあります。
別名として「タックルマン」と呼ばれています。これは、相手にボールを奪われた時に、真っ先にタックルして動きを止めなければならない役割を持っています。攻守に活躍するだけの高い身体能力、運動量が必要です。
・運動量、身体能力に加えて、ゲームに対する総合的な判断力が求められる「FWのリーダー」 No.8
フランカーと共にスクラムを組む際には3列目のポジションで組みます。スクラムに最後に参加し、体ごと相手のフォワード陣を押し崩す役回りです。
スクラム最後尾でフロントローから送られてきたボールをキープしたり、かき出されたボールを持って自ら密集地のサイドを力尽くで突破する役割です。
フランカーに似たポジションではありますが、より自由にフィールドを走り回るため、運動量、身体能力に加えて、ゲームに対する総合的な判断力が求められます。
ラグビー観戦する際のポイントとして、「スクラムを組んだ時のボールの行方」と「ラインアウトになったボールの奪い合い」があります。スクラムで重要になっていくのがフォワードの体格とボールを捌く技術だと思います。ラインアウトになったボールの奪い合いではロックの強さが求められると思います。
サクラフィフティーンのプールで対決するフランス、アイルランド、オーストラリアはFW陣が強力で、まともに勝負をしたら、恐らく厳しい結果が待っています。体格面をどうカバーするか?これがFWのポイントだと思います。
次回はバックスについて案内しようと思います。
■
・女子ラグビーワールドカップの参加チーム数について
1991年に始まった女子ラグビーワールドカップ。
日本代表(通称:サクラ・フィフティーン)は2002年の第4回大会以来、
4大会ぶりにラグビーワールドカップに出場する事となりました。
ところで、女子ラグビーのワールドカップに出る事ができる国や地域は
どの位なのか、皆さんはご存知でしょうか。サッカーの男子ワールドカップは
32。2019年、日本で実施される男子のラグビーワールドカップは20。
男子が20であれば、女子も20・・・。ではありません。
女子ラグビーワールドカップの出場枠は12
男子が20なのに、女子が12なんて・・・。と言わないでください。
しかも、箱根駅伝等と同じく、前回の成績で上位7チームが予選免除。
日本は残る5つの枠を勝ち取りました。
・12チームでどうやって決勝に進めるの?
8月に始まるラグビー女子ワールドカップ。出場国は下の表の通りです。
サクラフィフティーンが目指すのはベスト8。でも、仮に上位8チームに出るには
どうすればいいのか?それには、ラグビー独特のポイント制があるわけです。
ラグビーには独特のポイント加算方法があります。トライを決めると5点入る。
その後のキック(コンバージョン・キック)で成功した場合に2点入ります。つまり、
あと7点入れば引き分けで勝ち点2が入るはずなのに負けた。僅差で負けたので、
勝ち点0ではなく、勝ち点1を与えよう。また、トライ数が4以上で圧倒的に
勝った場合のボーナスとして勝ち点1を与える。この勝ち点1の有無によって
天国と地獄になります。
自分のプールではなく、相手のプールのポイントも
気にして、プレーをしなければならない。
これは、ある意味、心理的プレッシャーが掛かります。
下に、今回のプール(グループ)の予選の対戦カードを掲載されています。
A~Cの各プールで得た勝ち点、トライ差数、得点数、トライ数で予選の順位が
決まり、下記の様に順位決定戦に臨みます。
サクラフィフティーンにとっては上位のチームとの対戦。しかし、絶対がないのが
スポーツの醍醐味。さあ、あと13日。果たして、皆さんにサクラフィフティーンが
広まるかどうか?
大まかな女子ラグビーの歴史を振り返る
皆さんがよく耳にする「ラグビー」は競技場で15人がプレーするスポーツが浮かべるかと思います。
この15人でプレーするラグビー、正式名称は「ラグビー・ユニオン(Rugby Union)」と言います。他にも13人制のラグビー・リーグ(Rugby League)、7人制のセブンス・ラグビー(Sevens)がございますが、大会が15人制で行われるため、ここでは15人制の女子ラグビーについて進めていきたいと思います。
女子ラグビーの起源は諸説ありますが、記録に残っている物としては、1917年12月16日にカーディフで行われたチャリティマッチでカーディフ・レディースが6-0でニューポート・レディースを下したのが最古であります。
1965年にフランスで最初のチームがフランスで誕生。1970年代に入ると、イングランドやアメリカ、カナダ等でチームが活動を始めました。時代背景から見ますと、1960年代後半はウーマン・リブ(英語: Women's Liberation)と呼ばれる運動がありました。ベトナム戦争の激化で男性が戦場に赴き、女性労働者の必要性が出てきた。と同時に、男社会に対する不満を抱えた女性たちによるウーマン・リブ運動が勃発。その中で、女性にもラグビーをとの動きもあったと思われます。ラグビー・ユニオンを統括するワールドラグビーによりますと、現在100カ国以上でプレーされています。
となると、「女子ラグビー・ワールドカップ」もすぐに始まったのかと言いますと、第1回女子ラグビー・ワールドカップは1991年に開催されました。随分、時間が経ってるのではないのか!とツッコミが入ると思いますが、男子の第1回ラグビー・ワールドカップが開催されたのが1987年の事ですから、むしろ、女子ラグビーの関心度が高まったとも考えられます。
1994年に第2回が行われ、その後は4年ごとに行われてきました。しかし、今回のアイルランド大会からは4年に一度行われる男子ラグビー・ワールドカップの中間年、つまり今年に行われるシステムに変更されました。
じゃ、日本はどうなのか?それはまた別の話で。